実録かぶと町
「やっとのんびりできますねぇ」
「といっても、前半戦は掃除や衣替えなどで大掃除なんだが」
「ああ、良くやりますよね。しかし、今年は寒暖の差が激しいから衣替えまでは…」
「少し早いかな?」
「ええ、雨も4月は多かったし変な天気」
「それだー!」
「な、なんですか?」
「雨が多いと傘が必要。ムーンバット<8115>が良いぞ」
「あのね、いまの市場見ていますか?」
「ん?どうしたんだ」
「いや、某外資系が先物売りまくって、機関投資家も投げムード、そこに一部年金が売ってるなんてあります」
「ああ、知ってるよ」
「そんな時に堅調な任天堂<7974>や勝負で新日鉄<5401>ならわかるが…」
「なんだよぉ、会社がどんなでも儲かりゃ良いだろうがぁ」
「ここは連休にギャンブルですよ。お里が知れます」
「だって、任天堂は値段が高いし、鉄は今日が決算だから、それ見なけりゃ動けない」
「えらい慎重ですなぁ」
「だから、同社のような国内で片付く物が…」
「決算は?」
「わからん」
「傘は売れたの?」
「しらん」
「雰囲気だけじゃないですか!」
「市場の雰囲気が悪いんだよ!」
「どうした」
「大証<8697>の今期予想が減益です」
「なぁにぃ!」
「某民間では決算がネガティブに据えられていると報道。配当も減配としています」
「しかし、凄い会社だなぁ…。さすが取引所」
「何がですぅ?」
「いや、今年の市場の規模が読めてる」
「えっ?」
「いや、今年は昨年よりも商いがないから儲からないというのだろ」
「いいえ、当期利益が減っていますが…」
「まあ、何かに使うんだろうが、しかし、同社は先が読めるのかぁ」
「あんた、喧嘩売ってるやろ」
「いや、感心してるんだ。村上さんがいなくなったから配当に気を使わないしなぁ」
「前の期末は違うでしょぉがぁ」
「組合はまだ健在なのかねぇ」
「そりゃあるでしょ」
「数字は低めにかぁ」
「結果はわからないけれども、もうすこし上の数字出して欲しいですよね」
「伝統と御家芸というか取引所がねぇ。新日鉄<5401>などもこうしたやり方」
「四半期毎で決算ちゃんとやれば良いのに」
「四半期で達成が良くっても通期見通し変えずで最後に増額修正みたいにしても次の期に減益予想じゃ…」
「相場上がるのかなぁ」
「投げたくなってきた」
「それを読んでる?」
「評価は分かれますが、平和に前向きに見えましたね」
「ああ、しかし、それをロシアの威厳という形になると否定」
「何が良いかわかりませんよね」
「この時間に株なんてのも買って良いか売った方が良いのか…」
「珍しく悩みますか?」
「悩んではいないよ。皆が一体どう思うのか」
「大体、弱気なんてのは何を基準にですよね」
「そりゃそうだ。手持ちが上がればなんてことはないんだから」
「なるほどねぇ」
「日経平均が上がるのと手持ちが30日ぐらいストップ高するのとどっちが良い」
「そりゃ後者ですよ」
「だろう、要は皆は自分のことしか考えてない」
「株式で皆のことを思うなんてできません」
「ところが俺は違う。読者のために最善策を新聞で紹介中」
「『新報かわら版』なんてのを証券会社の支店でとれば一般情報とは違うから面白いですね」
「さて、今日はこれ位宣伝したからもう帰る」
「勝手やなぁ。銘柄ゆうて帰らんかい!」
「命令されたらわしは動かん人間だ」
「もぉ、読者のためにお願いします」
「ここからは住金<5405>ですな」
「何故?」
「鉄は熱いうちに打て」
「新日鉄と一緒じゃん」
「読者のために…」
「変えんかい!」
「ああ、国民の権利だから放棄はできない」
「どうでした?」
「いや、みな無所属で出てるから誰に投資して良いかわからなかった」
「投資て、投票でしょ」
「浮動票の行方考えたら無所属の方が人気あるんだろうねぇ」
「だから、タレント議員が得票集めるんです」
「プリティなんてのはどうかと思ったが」
「本人はまじめですから、桜金造なんてのは都議選じゃなく地元だったら通ったんじゃ」
「そうかもしれないねぇ。なんと言ってもみんな言うことが『今を変える』、『生活を守る』こればっかり」
「イデオロギーなんてものがないですからね」
「共産党から右の人までみんな一緒だ」
「今度の参議院選挙はそこをはっきりさせるんだから…」
「難しいな。市議会選挙は人数が多いから組織票が強いが、範囲がでかくなると組合の減った野党は不利か」
「しかし、投票率も低いですからねぇ」
「ああ、候補者の顔で投票となるな。タレントが候補になるか、議員がタレントになるか」
「株式市場も顔ですね」
「好業績や安心できる企業。大証<8697>は先物の顔だ」
「普通にソニー<6758>でしょ?」
「自費を投じても大証」
「株は自費でするの。羽柴秀吉かよ」
「株は惜しかったじゃ駄目なんだ」
「だから、朝の外資系動向なんて役に立たないんですよ」
「とっ、馬鹿なヤツはすぐにそういうことを言う」
「えっ、正確?」
「違うがな。何でも数字は正確なんだからそこから想像するんだ」
「とっ、言いますと」
「ああ、人間は数字を自分の都合よく解釈する傾向がある」
「ああ、朝外資系動向が買い物だったら信じますし、売り物だったら信じない」
「そりゃ極端。いや、実際の外人が買い越ししてるが、外資系証券が売ってるんだ」
「馬鹿じゃないからわかります」
「だから、外資に注文出している銀行などの金融機関だろ」
「そうなります」
「これだけアホみたいに5月下がると騒いだりしたら連休前はもてないとは思わんか」
「しかし、言いだしっぺは『投資暦』の統計が一般に知れ始めた」
「この下落は弊社のせいだったのか!」
「間違ってはないですが、少し違う」
「投資暦ショック!」
「絶対違う!」
「要するに、外人が買ってるのに、外人が売ると思って先走り過ぎ」
「三井造船など高いですからね」
「好業績は行くんだよ。ミクシィ<2121>は好決算で底打ち!」
「買う金がおまへん」
「銀行に株売った金があるだろ!」
「風邪ですか?」
「なんで九州が雪なんだよ。日曜日に24℃東京はあったんだぞ」
「本当に今年はこういう天気ですよね」
「だから、体調維持が難しいんだ」
「どうですか?温泉でもゆっくり行ったら」
「連休は一杯だ」
「連休は何をするんですか?」
「寝る」
「はぁ…、寂しいですなぁ。連休は外に行かなきゃ駄目です」
「お前は出て行ったらいつも雨じゃないか」
「金持ちは海外です」
「近畿ツーリスト<9726>に強引に持って行こうとしてるだろ」
「だって、いつも話題になったら連休の谷間に動くじゃないですか」
「まあなぁ。しかし、大口投資家は混乱の連休じゃなく、その前とかその後に行くんだ」
「家族と行かないつもりなんだ」
「そういう言い方するなよ。だから、連休前後は材料株の小商いが多いんだ」
「ケンウッド<6765>なんてのも面白いのでは?」
「ああ、そういう足元が良くなった企業は良いなぁ。しかし、古野電気<6814>のような増額期待が良い」
「仕手株じゃないじゃないですか?」
「仕手株という縛りが甘い。今は好業績漁りも大口投資家の着眼があってこそだ」
「えっ、大口介入?」
「言うことだけはでかいヤツ」
「今年は3月に大きく下がったから売り圧力は余りありませんよ」
「しかし、買いに来なきゃ上がらんがな」
「買っていますって。ただただ、見えるようには買いませんよ」
「だれがじゃぁ?」
「いや、外人でしょ」
「外人ばかりに振り回されるのは嫌じゃ」
「だから、材料株で来たんじゃないですか」
「とはいっても、個人も連休で控えめ」
「でしょ、だから、連休控えの売りなんです」
「品を変えるか、突っ込み狙いか」
「品変えたいですね。良いものが安くなったらそれで良いのでは?」
「おまえ、材料株って言ったじゃないか」
「皆が買えば新日鉄<5401>でも材料株」
「連休前に重いじゃないかぁ」
「だから買うんですよ」
「いつも押さえ気味の予想決算だぞ」
「毎年なら慣れています。が、決算でてからの方が良いかなぁ」
「だろ、だから、売り先行なんだ」
「いや、今回は違う」
「となると今か?」
「でもなぁ…」
「ええい、男らしく」
「わかった、やめるわ」
「お前は本当に優柔不断だなぁ」
「今の投資家はみんなそうです」
「もう少しアセチレン<4093>」
「全然面白くない」
「相場もおもんない」
「しかし、実際は昔みたいに大きな企業変化のないものや、足元悪いものが下がるだけ」
「そういえば日本レップ<8992>のような好業績は凄い動きだ」
「しかし、ずっと評価されてなかったんです」
「確かに。しかし、不動産ファンドなんてのは同業他社も良かった」
「ですが、運用都合などから安いんですよ」
「需給かぁ」
「そうです。国内運用者も6月ファンドの決算て言うのは多いです」
「しかし、6月、7月が強気なのに5月売らなきゃならないからとは悲しい循環」
「外資も昨年の11月の最終まで売っておきながらその後ずっと買うんですよ」
「2月末までな」
「ええ、だからなにやってんだか」
「ちゅうことはここからの押しは買いだ」
「銘柄によってです。爬行色強くなります」
「気にして売ってこの水準まで指数が来たんだから、関係なかったやつ買えば良いんだよ」
「三菱商事<8058>なんかPER低い」
「そうだ。これから決算出て予想も出たら夏相場に向って有利」
「じゃなぜ買わないんでしょ?」
「昨年の鉄もそうだったじゃないか。全ては金の都合で動く」
「需給が歪んだら買いかぁ。性格そのもの」
「30年性格は変わらないが、なにか」
「ニンジンのパイとかでしょ?」
「そんなものじゃなく、大根のゼリーみたいな」
「はぁ?」
「ジャガイモのロールケーキとか」
「どやねんという感じ」
「甘い大根なんか全く魅力を感じない」
「気持ち悪いです」
「ところが、消費者は甘さ控えめの野菜の香りが丁度良いらしい」
「だったら、はじめから野菜食えば良いじゃないですかねぇ」
「昔は風呂焚きながら、焼き芋焼いたり、タケノコなんかも食った」
「そういうの、今はわからないですよ」
「お手伝いのご褒美というのがそういう風な仕事と関連してた」
「そういえばそうですな。仕事をしたことから生まれる仕事がアルバイトですか?」
「良くはわからないが、造船株をやたら推奨したり、それと並行して素材を推奨」
「ええ、やっています」
「だが、鉄ってのは糊では引っ付かない」
「それぐらいわかりますよ。溶接です」
「つうことは東邦アセチレン<4093>じゃないか?」
「ええ、そうです。地合いからでかいのよりも軽い方が良いです」
「一つのレポートから他の銘柄が浮かぶ。つまり、勉強したご褒美」
「今日は話題から甜菜糖かと思った」
「読めない人が多い」
「自分だろ」
「3点ですから打たれたとは言えません」
「しかし、負けは負け」
「そうですけれども、向こうのピッチャーも抜群でしたよ」
「それでも負けは負け。期待裏切った罪は大きいと思うぞ」
「そんなプレッシャー掛けなさんなって」
「そりゃ掛けるさ。大枚出して連れて来たんだぞ。勝って当たり前」
「あんたが出したんじゃないでしょうが」
「イチローだけだ協力してくれたのは」
「八百長かよ」
「しかし、良い投手だから、実績あるからと安心してはいけない」
「株式も一緒ですね」
「たしかに休んでいた投資家が儲かり始め、新興も確りだが…」
「だがぁ…」
「少ないとはいえ決算の売りが外資にある」
「あるでしょうな」
「新興も登場するものが連休に向かって多い」
「そうですな」
「低位株を水準訂正と見ない力的なものと見ている向きが多い」
「良いじゃん、上がったら。勝てば官軍」
「だから松坂は賊軍だ」
「その話かよ」
「いや、そうじゃなく、勝って兜の緒を締めよというだろうが」
「大丈夫ですよ楽勝ですよ。換金売りが続くもの買えば。地所<8802>は割安」
「安心しちゃ駄目だ」
「まだまだ割安です」
「俺を見ろ」
「この地合いで引っ掛かってるのかいな」
「そうですよ。しかし、この前は雪が降るし、昨日は雷だし、むっちゃ寒いし・・・・」
「なんでこんなことに」
「季節ですよ」
「秋もそうだが春というのは荒れるんだ」
「そうですね」
「それを2日新甫というんだ」
「違うと思う。それは相場の話です」
「そうやでぇ。わしがお前と相場の話以外すると思ってるのか?」
「最初に静岡で30℃って話したじゃない」
「それと相場は何の関係があるんだ」
「こっちが聞きたいわ」
「いや、わしはなぁ、静岡銀行<8355>を気にしてたんだ」
「ああ、地銀としては立派な銀行ですよね」
「ああ、しかし、難しいチャートになってしまったからなぁ」
「ええ、下落したら買いたい企業ですよ」
「うん、だから、荒れてくれないかなぁっと」
「へぇ、もう備える時期でしょうか?」
「ああ、ネガティブに考えてるんじゃなく、今の投資家は一方通行だからこういった地銀は下げたら意外においしいケースがある」
「京都銀行<8369>はどうでしょう」
「持ち株がええがな」
「やっぱり」
「なっ、意外に地銀というのが空き家だろ。バブルも地銀は化けた」
「下がって欲しいです」
「いや困る」
「先に買ってたのかよ」
「そうすっかぁ?この市場は逃げ場探しだって話してましたよ」
「何故逃げ場なんだ」
「いや、この市場は5月は悪いって…」
「なぁぜじゃぁー」
「いや、5月はヘッジファンドなどの決算で下がるという…」
「誰がじゃぁ」
「いや、みんなが」
「どうしてじゃぁー」
「やかましい!その都合悪うなったら間寛平の物マネするのやめなはれ、毎回でっせ」
「そんな奴ぁおらんでぇ、往生しまっせ」
「こだま・ひびきになっとるがな」
「いや、事実として強い市場を見渡して欲しいんだ」
「と、言いますと?」
「いや、机上の理論や過去の観測から警戒はわかる。が、じゃ、いま誰が何故買ってるんだ」
「そりゃ、先高観」
「なんで先に高いものいま売らなあかんねん」
「だって、5月に…」
「見たんか!」
「まだ来てないのに見れまっかいな」
「だろうが。ナイガイ<8013>などの低位ならば外人も持っていない」
「売って来ないだけじゃないですか!」
「しかし、そう思った東洋建設だって上がったし、低位株は夏の出来高競争に欠かせない株式なんだ」
「確かに、動き変わってますなぁ」
「狙うものがないから下値の安全策兼ねてだ」
「実戦的ですな」
「喜ばしいことでございます」
「運用が好調らしい」
「うらやましゅうございます」
「しかし、市場の噂やなんかで『生保が買いに行った』なんて提灯が付くんだからもっと儲かっている」
「そんなことはありませんよ。悪い物も引き取らなきゃならない」
「なぁにぃ?悪い物も引き取るってぇ」
「どうしたんです?海老蔵並みの睨み」
「いや、人の運用するのにそんな運用上、背任行為やっては困る」
「とはいっても、持ちつもたれつ」
「それを癒着、談合、裏工作という。卑怯で世間では絶対に許されない行為じゃないか」
「金融界は構わないんですよ。日興證券でも問題ないんだから」
「良い訳ないだろうが」
「しかし、証拠ないからわからないです」
「調べたらわかるけれどもアンタッチャブルなのかねぇ」
「捕まえる気になればホリエモンのようにどうにでもなります」
「まあ、それが思惑だし潤滑油になっているんだろうな」
「ナイガイ<8013>なんてのも潤滑油欲しいですね」
「人気ないからなぁ。知ってる生保運用者に頼みに行こうか」
「そんなのは卑怯だといってたじゃない」
「その為の保険だ」
「癒着だ!」
「あほ、前回よりも投票率アップして獲得票は落ちてるんだ」
「私物化しているという話から良くここまで盛り返しました」
「いや、対抗の浅野氏は時間がなかったのに石原氏がはじめて出たときと同じ得票数」
「民主党の組織票でしょうがぁ」
「いや、石原批判が本当に多いんだ」
「一部のマスコミのバッシングがあったって話していますよ」
「いや、違うがな。傲慢な部分が鼻に付くんだだよなぁ」
「しかし、選挙時に説明不足だったと反省していましたよ」
「選挙が終わった後に選挙民の良識なんて言い方して傲慢」
「しかし、選挙終わってから文句言ったって駄目でしょうが…」
「選挙中はマスコミは言えないんだ」
「弊社も?」
「そうだ。弊社は特にそういうのは駄目」
「ほんまかいな」
「市場も結果的に上がる、人気があると言っても正しいとは限らなくなってきた」
「ハイテクですか、鉄のことですか?」
「それを見極めるのが投資家だ」
「選挙みたいですな」
「ああ、だからケインズの理論が生きる」
「大成<1801>なんかどうでしょうか?」
「いいねぇ」
「やっぱ、どこが?」
「マスコミ上言えない」
「どんな新聞社じゃ!」
「プロ野球開幕ですなぁ。しかし、巨人の競りの弱さや阿部のサインの工夫のなさ」
「打つのはましだが成長せんよなぁ」
「昔は原をレフトにコンバートしたりして、ある意味プライド潰すこともしたんですが…」
「放出や解雇は情け容赦ないくせに、こういったものは気遣い」
「結局、原さんは自分がされた嫌なことは他人にやりたくないんです」
「つまり、自分じゃ納得していなかったということなんだな」
「そういう意味じゃなく、やさしさです」
「過去の自分がされたことは間違ってると思ってるんだ」
「違いますって」
「だから今も上部と、うまくいってない」
「しかし、桑田がかわいそうでしたな」
「ああ、足の怪我な」
「いいえ、巨人を出て行ったことですよ」
「要らなかったが必要な人だな」
「しかし、松坂は凄い」
「まだ、1試合じゃろが。スポーツニュースが五月蠅いんだよ」
「だって、ビッグニュースじゃないですか」
「あほいえ。それならば市川の外国人殺人事件の犯人をもっと過去のビデオとか流せ」
「完全なミスですし、問題ですな」
「兎に角、何が大事か細かく思い過ぎて筋が通らなくなってる」
「鉄<5401>かぁ」
「崩れたら全体が終いだからなぁ」